メル・ギブソン演じる刑事がどっかんぼっかん暴れる話。
こういう刑事ものの映画ってお話はまあどうでも良くて、「アメリカの刑事を見る」
のが楽しい。
たいてい、白人と黒人でコンビになったりするのが常套で、四角くて平たいオンボロ
な車に二人で乗り回して、助手席にいる方が煙草をふかす。
二人でぱさぱさして美味しくなさそうなホット・ドッグを食べたり、甘そうなドーナ
ツを食べたり、薄そうなコーヒーを飲んだりして、喋る。
そして、大抵少し仲良くなると、年輩の家族もちの刑事が、若い方の一人ものの刑事
を家に誘って、家族みんなでごはんを食べる。
大きいキッチンで、必ずガス・オーヴンを使った料理が出てくる。
まあ、「はぐれ刑事」や「太陽に吠えろ!」が本当じゃないように、アメリカの刑事
も本当はこうじゃないんだろうけれど、どの程度本当なのかなあ? おうちでごはん
食べたりするの? なんてのは、気になるところ。
凄く、「異国だなあ」と感じて、面白い。
そして、ひとつ位は二人の会話で、ハードボイルドで格好いい会話がある。
今回よかったのは、
「俺は神様に嫌われてるんだ」
「そうか、じゃあ、あんたも嫌え。」
こういうのって、いかにもって感じで、好き。

