2007年01月14日

【音楽】La collections la musique francaise「フランス音楽巡り」

1_13東京オペラシティ.jpg

1月13日、東京オペラシティコンサートホールにて。
クラシックは門外漢のかっぱ、ちょっと興味が湧いてきたので連れてって貰った。

1:ラヴェル/水の戯れ
2:サティ/ジュ・トゥ・ヴ
3:エディット・ピアフ/愛の賛歌
4:サン=サーンス/白鳥
5:ドビュッシー/小舟にて
6:ショパン/英雄ポロネーズ
7:ビゼー/アルルの女より「メヌエット」
8:ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
9:ビゼー/歌劇「カルメン」より
アンコール:ラヴェル/ボレロ

どれも「あ、聴いたこと有る」とか、「『のだめ』で読んだな」というものばかり。
新年ということで尺八やお琴とのセッションもあったり、初心者向けの内容だった。

「愛の賛歌」は美輪様が唄うのしか知らなかったので、
「普通に唄うと割とさらっとしてるんだな…美輪様のはもっと情念系だよな…」
とか考える。

一番好きになったのは「英雄ポロネーズ」。
タイトルも知らずに聴き始めて、
「ドレスの裾やマントが翻るみたいに威勢の良い曲だな」と感じてた。
どかーんとした迫力が大型映画みたい。すき。

前から2列目という席だったので、演奏中の様子を観察するのも楽しい。
「カルメン」や「ボレロ」でのオーケストラの弾き方や、
足の開き方や背の伸ばし方も人それぞれ何だなあ! とか、
「カルメン」を唄う人やフルート奏者の腹式呼吸の迫力や、
第一ヴァイオリンの人のズボンの裾の短さだのチェロの人の足の短さだの、
完成された機能美を持ってる楽器の綺麗さって凄いなとか、
見所いっぱいで、飽きなかった。

絵は、フルートを吹いてた藤井香織さんを描いた。
フルートのぴかぴかした金色と、ドレスと靴がぴったりで、
ミュシャの絵みたいな感じでした。

最後の「ボレロ」。
向こうの方から波みたいなものがやってくるイメージだと思ってたけれど、
生で聴くと、もっと綺麗で強くて恐ろしくていいものが来る感じがする。
動物園とサファリパークから脱走して来たいろんな動物の群れが、
のっそりのっそりこっちに来るような感じ。
そして最後に象が「ぱおーん」と鳴いて終幕だ。
やばいなその終幕! ピンチだよ!
posted by κ at 18:03| Comment(7) | TrackBack(0) | 音楽、聴いたの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画】ドリームガールズ(試写会)

ドリームガールズビヨンセ.jpg

田舎から出てきたR&Bガールズトリオ「ドリーメッツ」が、
アメリカのスターダムにのしあがってゆく。
汚い事もやる敏腕マネージャー、可愛い子を前面に押し出す作戦、コネクション、
裏切り、スターとなっての栄光や薬や何やかや…という、
本当にスタンダードな「スターになる」話。
話は典型的だけれど素敵な曲がどんどんかかるし、
時代を感じるファッションも新鮮で面白い。

ビヨンセ演じる野暮ったい田舎娘が洗練されたスターになるまでの変貌(と、その段階)は兎に角見応えがあったし、
(あの)エディ・マーフィが女にだらしない、落ちぶれ気味の、いいところが殆ど無いスター役を演じたところも、なかなか味があってよかった。

あと、おデブでものすごく唄のうまい女の子の荒くれ方とかガッツなんて本当に和田アキ子ばりで、
「そうか、リズム・アンド・ブルースってのは浪花節なんだな」と、体で納得できた。

そして、かっぱは全く門外漢であるR&Bの世界は、やっぱり黒人の文化なんだなあと強く感じるばかり。
キラキラ光る金色のスーツの上下を着て「カッコイイ」んだもの。日本人だったらゲッツなのになー。不思議だなー。

けども、個人的に所謂「歌い上げる系」の唄を個人的にはそんなに好まないのと、
ミュージカルものがあまり得意じゃないという好みのせいもあってか、
後半の唄いまくり状態には、ちょっと飽きた。

ただ、そんな状態のかっぱでも最後のビヨンセの唄の迫力には目を見開いて、聴いた。
ビヨンセって全然知らないのだけれど(有名な人みたいなんだけど、)好きになったよ。
posted by κ at 17:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画、観たの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画】犬神家の一族(1976作品・TV)

犬神家の一族横溝正史.

「悪魔の手鞠唄」を観たので、こちらも、と思って観てみた。
ストーリーがほぼ原作どおりで、細かい設定もかなりそのままであることに驚く。
あれだけの長篇を2時間に納めるのって、むつかしかろうに。凄い。
ただ、かっぱは原作を読んでいたからわかりやすい話に感じたけれど、
まっさらの状態で見たら、わかりづらい話かも。
家系図見ながら観たくなる映画だ。

市川昆監督の独特のカット、
(ぶつぶつと切れたヌーヴェルバーグっぽい感じのカットや、眼のアップ、黒い血飛
沫、兎に角走る走る、など)
ニ度目になると癖になって、面白くて堪らない。
あれ、現代でやったらば即刻誰かがパクって遊ぶ程、
わかりやすくてキッチュでポップで素敵な手法だ。もっと観たい。
でも、どうして回想シーンとかストーリーの端ッこの方の、
「どうでもいいエピソード」の時にばかり癖のあるカットが多いんだろ? 
遊びってことなのかな。不思議。

ヒロイン珠代さん演じる島田陽子さんが儚げで素敵。
特に登場シーンの、白いシャツに白いスカートの上下が良かった。
あと、「珠代さんの貞操や如何に!」と云うシーンで
「木綿でできてるみたいな、もったりしたフリルのついたシュミーズ姿」
になるのだけれど、今やシュミーズってば逆にエッチでどきどきした。

松子おばさまを演じる高峰三枝子さんも、おっかないけれど綺麗で、見応えあった。
草笛光子さんも綺麗だった。
昔の女優さんって、「素」の部分が見えないというか、浮き世離れしていて、
そこらへんに居ない位ずばぬけて麗しくて、「幻想」が有って、いいな、と思う。

レギュラーとなってる大滝秀治と岸田今日子は、もう、神の領域なので何も云うまい。

そのうち、いま公開している方の「犬神」も観て比べてみたい。
posted by κ at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、観たの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする