2007年03月06日

【まんが】NANA(矢沢あい)

7巻まで一気読み。
2巻のあたりから、
「まさかこのまま1巻につき一人くらい、彼氏とか好きな人が変わっていくのだろうか、1巻1エッチって感じだろうか、このトーンで話が続いていくのだろうか」と思ってたら、
(ほぼ)見事にその通りで驚いた。

「テニスの王子様」と同じくらい驚いた。その凄さ、ギャグ並み、と思って読むと、面白いかもしれない。

矢沢あいの他の作品はひととおり読んだ事あるし、
好き嫌いは置いといて、人気がある理由はわかるな、と思ってた。
作者の思い描くところの「理想の高校生活」だったり「専門学校生活」だったりするのかな、
それを追体験できるところがいいのかなあと。
主人公なり、どれかのキャラに自分をあてはめる、とかね。

でもこれって、…誰にどうあてはめて読むんだ? 
ハチをひたすら嫌って、ナナに憧れる、とか、
ハチの愚かさに自分を重ねて浸る、とかだろか? 
まあインディーズのバンド関係の中で三角関係四角関係五角六角恒久紗角なんてのは何処のバンドでもあるものだから、狭い人間関係だし、
良く有る話でもあるかなとは思うのだけど、
わざわざそういう人達が読みたい話でもなかろうし。

これって「りぼん」コミックスだけども「りぼん」連載なの?
ってことはターゲットはいくつくらいなんだ?

21世紀版「愛してナイト」(誰も知らないよそんなの)ってことなのか?

90年代に岡崎京子さんが意識的に描こうとしてた「空虚っぽさ」を、
意識的なのか無意識的なのか、もっと(或意味で)わかりやすく、扇情的に描くとこうなるのかな。。。

よくわかんなくなっちゃったけれども、
「りぼん」だってのに爽快感ゼロなのが一寸ヤだなー、
そういう漫画が売れるのか。。面白いなー。

疑問符だらけでしかも暗い気持ちになってしまった。

とりあえず、あまりの凄さに続きは気になるから読もうと思ったので、そういう意味ではやっぱり凄い作品なのかも。買わないけども。