ディックの本って、ちっとも未来の話に感じられない。
「ジェイムズ・P・クロウ」は人種差別の話だったし、
「世界を我が手に」は、ガラス玉の中で世界を創って遊ぶなんて、
「たまごっち」とか「シムシティ(だっけ?)」を見事に予見していて吃驚だ。
覚えておきたい今回の単語としては
「プレコグ」(予知能力者)がある。
多分、こう、
ガンダムの世界においての「ミノフスキー粒子」みたいなもので、
(ここでガンダムを引き合いに出すのもどうかと思うけど)
SFファンからしたらば「そんなもの、当然でしょ」という初心者アイテムな単語なのだろう。
でも嬉しいから、暫く使うのだ。プレコグ、プレコグ。
因にプレコグって、
年が若いのによぼよぼに老いているという設定。
ここいらへん、『AKIRA』って、ディックの影響を受けているのかな、と思った。
よぼよぼの子供達が予見する未来。
表題にもなっている「マイノリティ・リポート」はトム・クルーズ主演で映画化されてるけれど、
未見なので、見てみようっと。
ちなみに最後の短編「追憶売ります」は、
「トータル・リコール」としてシュワルツネッガー主演で映画化されてる。
こっちは観たけど、基本設定をふくらましてアクション映画にしたんだな、という印象でした。
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