お夕飯は、ふぐ。ふぐを沢山食べる。
ふぐだ。ふぐ。イェイイェイ。ノリノリだ。
まずは皮を湯びきした奴。コリコリして美味。
そしてビューティフルな「てっさ」。お刺身。
見た目も美しいのに、3枚くらいガッとお箸で掴んで、
紅葉おろしを溶いたポン酢にちょっとつけて食べると、
ナイス食感なのだ。
ぷりぷりぷり、なのだ。
もうこの弾力の前にひれ伏したいのだ。
一生に一度で良いから、てっさ、10人前とか食べたいなあ…
から揚げも好き、
でも今回いちばん美味しかったのは、ふぐちり。
だって、お鍋の具がやってきたときに、
まだ捌いたばかりの河豚の身が、ピクピク動いているんだよ。
オウ、やばんじんだね日本人。ナイスだね。食べちゃうよ。
野蛮だからね、河童はね。野蛮オーケー! レッツゴー!
(なんて強気な事を言ってるけれど、実は海老の踊り食い等の刺身はしんどい。茹でるから強気なんだ。弱いなあ。)
今までκが食べた「ふぐちり」は河豚の身が殆どついてなくて、骨ばっかりで、出汁の為に入っている感じだった。
だから余り「ふぐちり」は好きじゃなかった。
でも違うんだよ、身がいっぱいついてて、ぷりぷりなのだ。
骨からもサッと外れちゃうのだ。
もう「食べて頂戴」と言わんばかりなのだ。
マロニーとか、えのきとかと一緒に食べちゃうのだ。
最後に出汁がたっぷり出たお雑炊まで、がっちり、ひと匙も残さずに食べてしまいました。
おいしかったよう。。。
河豚…ハコフグって凄く可愛くて、いつかおうちで飼ってみたいなんて思うのに、
20センチ級になると、最早「美味しい」としか思えない、河豚。
可愛くて食べても美味しいなんて、河豚、いい奴だ。
「河童」が「河豚」を食べてるんだな…共食いかな…と、
ちょっと考える。
毒もってるあたりとか、扱いに免許が要るあたりだとか、
まあ、何と言うか、似てるのかもしれないなあと思いつつ、
水槽の中のふくれた河豚の顔を見ながら、
「おまえらのお仲間は俺様が喰ってやったぜ! おいしくな!」
と高らかに宣言して、ワルモノになって帰る。
これでκは河豚の呪いをかけられて、
明日には豚になっているかもしれない。ぶうぶう。


フグって刺身と上げたのと煮たので、
全然、食感とか味が変わってくるのだけれど、
どれもイチイチ美味しいですね。
フグワールドだ。
雑炊の話、凄くわかる、
今回も塩を軽くひとつまみくらいで店員の方が雑炊を作ってくれたのだけれど、
「薄味なのでお醤油かポン酢で味を整えて」って言われたけれど、
醤油、要らないって思ったもの。
フグ出汁、おそるべし。
来年の冬には河豚、食べましょう。
かっぱが河豚と一緒のイラストがあったら私的に完璧でした(と、言うより単に見たいだけですが)
まだ河豚の呪いは、かかってはいませんか?
牛とか鴨とか兎とか、見るのも触るのも好きで、
でも食べるのも好きで、
そのジレンマを超えるべく、
「見ても好き、食べても好き」という開き直り方針を打ち立てました。
「いけす」というのも、いつも、
「ああ、このヒト達の誰かを殺して食べるんだ」とか、
「さっき食べたヒトの兄弟もいるだろな」とか、ついつい考えてしまうので、
いっそワルモノになってしまおう、と考えます。
「食べる」という行為が殺戮であることを、なるべく明るく認識していたいのです。
絵がついてなくてごめんなさい、
余裕ができたら、また、描きますね。
河豚の呪い…ややブタ化してるかもしれません。おなかのあたりが。やばし。