夏期はいつも窓を開け放っているローカルな図書館なので、
この時期を逃したら、もう確実に蚊に刺されること請け合いだから、
そんなデンジャーな事もできなくなるし。
(子供の頃はそんな事も考えず、黙って20個も蚊に喰われたものだ。
ばかだなあ。)
さて図書館。席の7割くらいが埋まっている感じ。
適当に座る。ふと見ると、斜向いはいまどきの高校生男子だった。
勉強してるみたい。
「高校生男子って、久々に見たなあ、
ちゃんと生息してるものなんだな、いる所には。
そんで、ちゃんと勉強するんだなあ」と感心する。
そう思うと、女子高生って夕方の街なんかで結構擦れ違うものだけれど、高校生男子って何処にいるんだろ。
部活でもしてるのかな。
もう一方の斜向いは真剣に論文みたいなものを書いてるおじさん。
何を書いてるんだろう? むつかしそう。
しずかな中で本を読む。
こんなに人がいっぱいなのに静かな場所って、他に無いかも。
(本当は美術館や-個人的には動物園でも-これくらいの静寂があればいいと思う)
人の気配はあるのに、落ち着いていて、皆が集中してる雰囲気があって。各々の事に没頭してるって、素敵。
そして、しずかな中に響くのは、
人々が鉛筆を走らせる(シャープペンシルだろうけど)、
さりさりさりさり、という音。
良い音だなあ!
なんだか「鉛筆の音に和む」ってのも21世紀的だけれど、
この「無心にノートに走らせる鉛筆の音」って、
凄く良いBGMだ。さりさりさりさり。
開け放った窓から、気持ちいい風が吹く。
本も進む。
1時間くらいしたところで、斜向かいの男子の傍にもうひとり男子が来た。今度の子は私服。
「何だよ、おまえ、来たのかよ」
「家だと集中できねぇんだよ」
小さい声でも話がよく聞こえるから、面白いけど、一寸やだなあ、と思ってたら、
「おまえ、あっち行けよ! 一緒だと集中できねー」
「わかったよ」
とか言って押し出してた。
なんだか爽やかなやりとりで、新鮮だった。
あー、男子だね、という感じ。女の子ってああいう会話はしない。
よっぽど親しくて、ふざけてる時じゃ無い限り、
「あっち行け」って、言わないよね。面白い。
本、すすむ、すすむ。
気づいたら窓の外はまっくらで、
蛍光灯の図書館は、ちょっと侘びしい感じがするな、と思いつつ、
閉館間際の図書館を後にする。
無料で、静かで、落ち着いてて。下手なカフェより良いかもしれない。
また来よう、蚊が増える前に。
言われてみたら男子高校生は都会ではあまり見ない。女性が男性に比べて活動的なのは高校生からでもそうなのでしょう。いや、考えたら小学生くらいでもきっとそうだ。
ええっ、
今の図書館は勉強・持ち込みができないのですか?
知らなかった。吃驚。
そしたら、本当に研究目的で図書館に来た人はどうしたらいいんだろう。
それに、おうちでは勉強しづらい人もいるだろうに。。何故に。
外では女性が多い問題、
そういえば、ライヴなんかでも、全体的に女性の率が高いことが多い気がします。
男性が多いライヴって、限られてる感じ。
そういう意味でも、女の子、強し、ですね。