2004年03月06日

【映画】アマデウス(VHS)

天才なのにどう見てもいかれてる、モーツァルト。
そんな彼にジェラシーしまくりの哀しい凡人サリエリの話。

モーツァルトが変な人だったというのは、確か何かの本で読んだことがあった。
お父さんへの手紙に「うんち」とか「おしっこ」とかばっかり書いてあったとか。
相当やばい。ほんとやばい。

対して本当に「普通の」サリエリを視点に据えたというのが、
この物語のいいところだ。
何故なら世界は「哀しいくらい凡庸な人」の方が、κも含め、多いから。

なのにちゃんと「モーツァルトの人生のどうしょもなさ」まで伝わってくるところが、
更にいい。
(彼自身はそれを不幸とは思わなかったのかもだけれど。)

話は実にセオリーどおりで、非常にわかりやすい。
天才を妬みいじめる先輩。色々画策してみたり。古い少女漫画みたい。
老いたサリエリにあまり色々語らせなくてもよかったかも、
とは思った。
説明しなくても十分音楽と表情で伝わってくるから。

「レクイエム」を作曲する二人のシーンが一番すきだ。
モーツァルトの鬼気迫る天才ぶりも、それに必死でくらいつくサリエリも。
「嫉妬」とか「傲慢」とか、そういうのが全部弾け飛んだ瞬間で、
たぶんきっとあれが、
サリエリにとっての「人生最高の瞬間」だったんだと思う。

ほんと「才能」ってなんなんでしょう。
だって才能がある人もない人もあんまし救われないから。
そういうものなのかな。
posted by κ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、観たの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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