J・エルロイの「わが母なる暗黒」
「酒呑みで淫売」だったお母さんは子供の時に殺され
「ごくつぶしで口ばっかり」のお父さんは17歳の時に不摂生で亡くなり
万引きと薬と、
時々の刑務所が日常の
えらくハードな
驚くことに、自伝
ガチですよ
フィクションじゃないの
文体が淡々としている分
余計に凄みがある
とても捻れた形でのお母さんへの愛情
繰り返す薬物依存とアルコール依存
彼が書く小説が
時々性急にも思えたり、
逆に妙なところ冗長だったり
バランス悪いところあるくせに
「読ませる」迫力と凄みがあるのは
こういうバックボーンから生まれてきてる物語だからなのかな
それにしても
薬って、怖いね
ほんと薬はいかん
生まれてくる幻覚や被害妄想が
精神分裂症の症状に似てるのも怖い
脳味噌から言葉が消えてしまうとか
自分が誰かわからなくなって恐怖で絶叫するなんて
どんなお化けよりホラーです
薬、やりません、
あと、ほんと、死ぬまで狂いたくない。
「いつ自分の脳味噌がもう一度焼ききれてしまうのか」とおののく人生は怖い

