2008年02月18日

【本】わが母なる暗黒

いま読んでるのは
J・エルロイの「わが母なる暗黒」

「酒呑みで淫売」だったお母さんは子供の時に殺され

「ごくつぶしで口ばっかり」のお父さんは17歳の時に不摂生で亡くなり

万引きと薬と、
時々の刑務所が日常の
えらくハードな


驚くことに、自伝

ガチですよ
フィクションじゃないの

文体が淡々としている分
余計に凄みがある

とても捻れた形でのお母さんへの愛情
繰り返す薬物依存とアルコール依存

彼が書く小説が
時々性急にも思えたり、
逆に妙なところ冗長だったり

バランス悪いところあるくせに
「読ませる」迫力と凄みがあるのは

こういうバックボーンから生まれてきてる物語だからなのかな


それにしても
薬って、怖いね
ほんと薬はいかん


生まれてくる幻覚や被害妄想が
精神分裂症の症状に似てるのも怖い

脳味噌から言葉が消えてしまうとか
自分が誰かわからなくなって恐怖で絶叫するなんて

どんなお化けよりホラーです

薬、やりません、
あと、ほんと、死ぬまで狂いたくない。

「いつ自分の脳味噌がもう一度焼ききれてしまうのか」とおののく人生は怖い
posted by κ at 15:57| Comment(0) | TrackBack(0) | はみだし日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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