球体間接人形+写真展を観に行く。
■恋月姫展VS野波浩展
http://koitsukihime.jp/page/info/yaso/event_vanpire.html
2階建ての建物では各々のフロアに分かれての展示で
1階に降りたらばドアが重くて開かなくて、
ガコン、と凄い音を立てて落ちるように入ったそこには
薄暗い中に少女人形がずらりと。
ドライフラワーを埋めこんだ蝋製の棺に納められて、ひっそりと。
死んでいるか眠っている。もしくは死んで眠っている。
部屋の中の人々は棺の傍らに跪くようにして
その子達を眺めていて、黒魔術のミサみたいだ。お弔いだ。
段差を踏み外して転げるように入ったかっぱは
まるで異教徒のように雰囲気をぶち壊しで申し訳ない。
人形は目を閉じている方が生きて眠っているようで、
瞳が開いている方が完璧に死んでいるのがへんな感じ。
知らない外国の言葉の鎮魂歌みたいな音楽と
お向かいで現実に行われている工事の音が交じり合って
非常に耽美インダストリアル。
人形というのは薔薇の花みたいに
綺麗だけど遠く感じて、
どうしてもこわごわと覗き込む。
特に、この人んちの女の子は、綺麗綺麗だから、
耽美度のひくいκには、よけい、遠く感じる。
だと言うのに
一番こわい顔した女の子、
その薄い金色の瞳の中の黒目と
どうしてもどうしても目があってしまうので
あんまり考えないことにする。
薬指が折れた女の子もいたので、
ワレモノなんだなあと考えたりした。
そしたらばさ、あとからモミトフが、
「恋月姫さんが作る人形は
絶対に目が合わないようにできてるんだって」
って言うんだよ。
何それ。
合ったよ。なんでだよ。


…あんまり呼ばれたくないです…
遠くで、きれいだなあーと思ってる、
くらいが丁度よい距離なのになあー