2008年04月16日

ノーカントリー連作かぱこ

日比谷シャンテシネで「ノーカントリー」観てきた。
凄いもの観たなあ、というのが今の感想。
とりあえず気持ちのままに
「ノーカントリーを観るかぱこ(連作)」を
描いてみた。
(ネタバレは特に無い、と思う。)

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じーっと観る

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息をひそめて観る

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時々「びくっ」となる

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目を覆いたくなる、痛みを伴う

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「しむら、後ろ!」というより
「しむらが後ろに!」という方が正しいのだけども

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3回くらい、内心こんな気持ち

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ますます、こんな気持ち

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エンドロールは投げっぱなされてぼーっとしてた。
その顔のままで外に出て、
その顔のままで地下鉄に乗ってお家のほうに戻ったら
なんだか体の中が空っぽになったみたいで
ちっとも哀しいというわけじゃないのに泣けてくるような

そんな映画であったよ。
落ち着いた感想は、また、改めて。
posted by κ at 23:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画、観たの

2008年01月13日

【映画】チャーリーとチョコレート工場

ウォンかぱこ.jpg

公開以来観るのは2度目。

κが好きなのは、焼けて溶け落ちるセルロイド人形と
その手当てをする部屋があること、
それからナッツの選別をする「栗鼠」がCGじゃないということ。
わざわざ栗鼠に教え込んでやらせたのだそう。
ばかばかしくて、大好き。

「チョコレートを送信できるテレビ」のシーンは
『2001年宇宙の旅』を観てないと、楽しさ半減かもしれない。
だって…「2001年」を凌ぐCGとセンスを駆使して作った映画が
「コレ」ってところがまた、ばかばかしくて、良くて。
(キューブリック監督も草葉の陰で泣くよね。ふふふ。)

地味だけど、お父さんとお母さんの役どころも好き。
特にお父さんの気弱ぶりなんて最高にはまってて、良い。

勿論ジョニー・デップがいなくちゃ話にならないけれど。

ジョニー・デップって凄いや、と思うのは
この映画でワンシーンも「格好いい」と思わせなかったこと。
全部「ずれてる」か「変」か「よわっちい」としか
思わせない顔つきと動き。あのジョニーなのにね。

なのに映画を全部観終わると
「やっぱりジョニー格好いいな、好きだ」
と思わせちゃうところも、ジョニー、憎い奴だよ。

正直、唄のあたりは結構κは退屈しちゃうし
(パクリ方とか上手だなとは思うのだけど何故か退屈、)
あまりにも毒が無い後半あたり、
初期のバートンだったら4人の子供は絶対死んでたと思うし、
それから「父親との和解」とかね、
ほんとバートン監督って大人になっちゃったなあって、
寂しくも感じます。

『ビッグ・フィッシュ』でも『チャーリー』でも
繰り返し描かれる「父親との和解」。
初期バートン監督の中で最強の軸だった
「親も誰もわかってはくれない。誰ともわかちあえない」
という絶対的な寂しさとか孤独は、彼にはもう、無いのでしょう。

『ビッグ・フィッシュ』公開時には
大人になってしまった監督に置いてかれたことがあまりにも寂しくて
(だってバートン監督は永遠のピーター・パンだと思ってたから)
エンドロールで変な風に泣いてしまったものだけど。

これはこれで、ここまで変なセンスを
万人ウケさせられるようになったことは、
とても素晴らしい事だと思います。死ぬまで変でいて欲しい。

それにつけてもウォンカさんと自分の髪形が殆ど一緒であることに気づいたよ。
どうよ「ウォンカさんとお揃い」って。あんまり嬉しくないな。

あと「チャリチョコ」って略すのは、心から止めて欲しいな。
posted by κ at 22:37| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画、観たの

2007年06月07日

【映画】攻殻の実写

今年の初めくらいに出ていたこのニュース。

【I.G 士郎正宗原作『攻殻機動隊』ハリウッド実写化交渉へ(1/15)】
http://animeanime.jp/biz/archives/2007/01/ig115.html

その後の話はわからないけれども、どうなってるんだろうなあ。

こういう話を聞くと、ついつい真剣にキャスティングを構想してしまいがちなんだけれど、
ハリウッド版については、というか、映画版「攻殻」についてはどうもしっくりくるキャストがいまひとつ思いつかない。

TV版「攻殻機動隊」を日本の俳優でやらせたら、という方が想像が妙に広がってしまった。
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posted by κ at 21:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画、観たの

2007年06月05日

【映画関連】シャア少佐より難しい

「さしすせそしゃししゅしぇしょ」系の早口言葉がとても苦手で、
以前に教えていただいた

「シャア少佐、出撃す」が、どうしても3回言えない。

「シャアしょうしゃ、しゅちゅげきしゅ」になってしまう。


さて、先程ちらりとオープニングを見返した押井守監督
「イノセンス」、

冒頭の方でガイノイドの説明として
「ロクス・ソルス社製タイプ2052ハダリ」というのが出てくるのだけど、

「ロクス・ソルス社」がどうしても発音できません。
  「ロクシュ・ショルシュしゃ」になってしまいます。


こういうのをさらっと発音できる声優さんは凄いなあ、プロだなあ。
posted by κ at 23:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画、観たの

2007年06月04日

【映画】座頭市を再度観る(TV)

映画公開時は「R15」指定だった「座頭市」をゴールデンでテレビ放映するって、
…「R15指定」の意味はどこに有ったんだろう。

賭場で初めて座頭市に対して発せられる
「おい、メクラ、ここに座りなよ」
あの台詞をどうするんだろう?
というのが気になっていた。

昔の時代劇みたいに、その部分だけ「口パクパク(音声取り消し状態)」になるのかな、
もしくはシーンまるごと無くなってしまうのかな、などと予想。

正確なところはわからないけれど、
「按摩さん、ここに座りなよ」に台詞が変えられてた様子。
それともカットされちゃったのかな? とにかく、無かった。

κ個人的にはあの台詞、結構衝撃的で、かつ新鮮だったんだけどな。
言葉としては差別用語なんだろうし、荒っぽいんだけど、
ちゃんと座る場所を教えたりする「ごく普通に接してる」感じが、
好きだった。

ところで何回観ても、岸辺一徳の悪役ぶりが、やっぱり好き。
posted by κ at 13:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、観たの

2007年05月05日

【映画】ブレイブストーリー(TV)

個人的には、絵柄も、色遣いも、動きも、
アフレコも、脚本も、なにひとつ好きになれないまま、
2時間終わってしまった。

製作もキャスティングも、贅沢そうな作りなのになあ。
勿体無いな。

原作は未読。
宮部みゆきさんの作品は現代のもの、推理ものしか読んだことが無いけれど、
登場人物の「心がきちんとしてる感じ」が好きで、
読んでるとそこが良いなといつも思っていて、
そういうのが、この映画にも感じられればいいと思ってた。

うーん、
「心がきちんとしてる」のと、「良い子ちゃんである」というのは、全く別の次元の話だと思うのだけれどなあ。

もしも、「原作の方が素晴らしい、全く違う」という事であるのなら、
どうも宮部みゆきさんは、映像作品に恵まれない人であるなあというのがκの印象。
posted by κ at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、観たの

【映画】ルパン三世 ルパンVS複製人間(TV)

冒頭からいきなり富士子ちゃんのものすごいエロヌードばりばりで、
その後もカフェの人間全員虐殺してるし、
みんな煙草はプカプカ吸うわ酒はがばがば呑むし、
核爆弾は爆発させちゃうし米ソが冷戦状態だし、

「作られたのは30年前、これが時代というものか」と、
しみじみと思う作品だった。
でも、面白いの。

あれやこれやと「言ってはイケナイこと、描いてはイケナイこと」が、
この30年で物凄く増えてしまって、
作り手側は大変だろうな、と、ちょっと思った。

キリコやダリ、「2001年宇宙の旅」へのオマージュ(と言っていいのか何なのか)なんかを滅多矢鱈に詰め込んでいるところも、
なんかあまりにも直接的過ぎて、かえって好印象を持ってしまう程だった。

富士子ちゃんのセクシーさには、ほんとドキドキした。
posted by κ at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、観たの

2007年03月19日

【映画】ヴァン・ヘルシング(TV)

κにとって「ヴァン・ヘルシング博士」と言ったらば、
それは91年「ドラキュラ」において狂人と紙一重の肉体派博士を演じていたアンソニー・ホプキンスに他ならない。

ので、本当はヘルシング博士を他の人が演ったら嫌なのだけど、
こっちの映画はまた完全に映画のランクが違うというか、
もうドラキュラ系映画に混ぜちゃいけないB級ぶりだったので、
これはこれでいいよ、どうでもいいよ、という事にする。

ヘルシング博士を演じるヒュー・ジャックマンは、
「B級映画で眉間に皺を寄せて彷徨する人間」しか演じないことにしたんだろうか。
キャラ設定が「X-men」のウルヴァリンとあんまり変わらないような気がした。
ヒュー・ジャックマンのフィルムの上での笑顔って見たことないな。いつも眉間に皺。

で、総てを許すつもりで見てたけれど、
ドラキュラ伯爵だけは赦せなかった。
駄目、あんなのはドラキュラとして認めない。
なに、あのやに下がったオッサン。絶対駄目。却下。失格。

いいですか、「ドラキュラ」というのは、圧倒的な哀しみと美の上に成り立っているからこそ、奥に潜む醜さが余計に哀しくならなきゃ駄目なんです。大事なんです、そこが。力説。

全体的にお金かかってる風のアクションいっぱいなのに、
不思議な程に安い映画だった。
あと、TV用の編集が酷かったせいかもしれないけれど、
(本当に本当に酷い編集だった、)なんだか話があっちゃこっちゃ、主人公達の心理もあっちゃこっちゃな脚本で、
「ドラクロワ伯爵VSガブリエル」の話もいまひとつなオチで、
どうにもこうにもスッキリしない。

嗚呼、美しく哀しく残酷な吸血鬼の映画が観たいよう!
posted by κ at 14:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画、観たの

2007年03月18日

【映画】さくらん

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吉原の世界をポップにロックにキッチュにスタイリッシュに再構築した映画。

菅野美穂の素晴らしい裸の背中(の演技)を拝めただけで、満足だ。
いいねえ。菅野美穂。
凄く上手とは思わないんだけれど、全身を使ってぶつけてくる根性の在り方で、いつもフィルムの中ではっとさせられる一瞬がある。

エロ爺の市川左團次さんの渋さもエロさも超越した演技も抜群に素敵。おじいナイス。

衣装、美術、音楽、総てを使って
「あたらしい吉原」という一つの世界を作り上げたところが、
この映画の素晴らしいところだ。

モダーンなお花の飾り方、有り得ないインテリアの色遣い、
水槽を模した大門。強く毒々しく生々しく。
時代考証とかを超越したところでね。

しかしながら、なんだか「映画」じゃ無いなあ、と思った。
なんとなく、凄くよくできたプロモーションビデオみたいなんだ。
時代ものだから、原作があるものだから、脚本に縛りがあるから?

よくわからない。
そういうのが、これからの新しい「映画」の形になっていくのかもしれないけれど。
posted by κ at 14:22| Comment(4) | TrackBack(1) | 映画、観たの

2007年02月07日

【映画】リバティーン(DVD)

17世紀ロンドンで退廃レッツゴーのお兄さんをジョニー・デップが演じる。

冒頭の3分で完全に彼の世界に引き込まれて、
ジョニー・デップという人は、本当に「希代の」俳優なんだなあと思う。
自分の世界があって、演技が上手で、チャーミングで、ひねくれてて、
吸い込まれそうな目をしてて、他の誰にも真似できない。

そして、この映画は一人で観るべきだ。
女性は勿論、男性も、2時間がっちり、
なりふり構わずジョニー・デップ演じるロチェスターに惚れてしまえ。
そういう映画。

とは言え、もっとデカダーンスな世界、マルキ・ド・サドみたいな、
めくるめく官能と退廃の世界が繰り広げられるのか? と思いきや、
意外と演劇版「アタックNo1」みたいな話で、
なんだかんだ言ってイギリス人ってやっぱり真面目じゃないか。と思うばかり。
一寸、残念。
(まあ、サドにしてもロチェスターにしても、
今から見ると、昔の人は本当に「生真面目に不真面目」なのだけど。)

特に英語がさっぱりわからないκとしては、
演技指導のビフォア・アフターの差がよくわからない所が何ともつまらないのだった。
(ビフォアの演技…余りにも声が小さいという、
あのベタな下手さ加減は、あれもあれでどうかと思うし。)

好きだったのは芝居小屋をぐるりと見回すカメラワーク。
それから、「マリリン・マンソンでもあんなのやらないよ!」
と笑える程のエロティック大芝居まつり。馬鹿っぽくて素敵。
あれは是非、舞台で観てみたいな。

そういえば字幕で、さらっと「張型」という言い方が頻出してたけれど、
随分また中世なエロ言葉をそのまま使用するものだ。
κは確か「悪徳の栄え」か何かで出て来て、
辞書までひいて調べた記憶があるんだけれど。
まあ、その方が「雰囲気」があっていいのかも。それとも今でも普通に使う言葉なの?

結局、「梅毒は恐いなあ」と思って梅毒について調べる、
というのが今回の現実的行動であった。スピロヘータ!
posted by κ at 01:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、観たの