2006年11月05日

【DVD】ラーメンズ第10回公演「雀」

ラーメンズ雀.jpg

好きだと思ったのは
「プレオープン」と「男女の気持ち」。

特に「プレオープン」。

千葉にある「東京ディ(略)」におけるスタッフのキビキビさとにこやかさと演技を、
「スター・ツアーズ(はっきり書いてしまった)」的なアトラクションでの状況で、
ただストレートに模倣してるだけなのに、
衝撃的に面白かった。

あの国は外国なので、あの国に居る時は割と慣れてしまう、
あの「にこやか」「爽やか」な説明、不可思議な英語、なめらかな対応。

「日本」に戻って来てやられると、こんなに胡散臭いものなのだね。流石。
そしてこんなコントをやってる癖に、
「東京ディ(略)」から声優としての依頼が行きそうだよ小林さん。と思った。
そんな感じで爽やかキャラで売り出して、
そしたらニットブックも出せるんじゃないかな。無理かな。無理無理。

さて、観終わった後の驚愕の事実。
最後のコントで出て来た
「ウメボシイソギンチャク」と「スベスベマンジュウガニ」が実在してた。
これって常識なのか? 驚くかっぱはもの知らずなの?

【ウメボシイソギンチャク】
http://www.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/shizen/iso/shiho/umeboshi.htm
【スベスベマンジュウガニ】
http://www.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/shizen/iso/kokakurui/subesubemanju.htm

「すべすべ」って。
posted by κ at 07:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、観たの

【DVD】ラーメンズ第12回公演「ATOM」

ラーメンズ「ATOM」ノス.jpg

この作品に限らず、
「ラーメンズって凄いね。」と思うのは、
何も無い舞台の上で、
役の人たちが生きる空間がはっきりと見えることだ。

「アトム」のそんなに広く無い、京浜東北線の線路が見えるお家の中、
蛍光灯の灯りの下、
そぐわない装置が二つ転がっているところ。

「採集」の、跳び箱が奥の方にあって、
マットが転がっていて、暗くて、すこし臭いような、埃っぽい体育館。

「アトムより」の、公園を見下ろす、
割と立派であろうと想像されるマンションの一室。

…あんたたちは北島マヤだ。恐ろしい子!


「採集」のしんとした恐さ(除くラップ)が凄く良かったし、
「アトムより」の、広がりのある、爽やかでいながら、
どこか寂しい終わり方も良かった。

ドラえもんやアトムは友達じゃなくて、
バッテリーが切れたら動かない機械なのかな。
と、少し寂しくなるのだった。
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2006年11月04日

【DVD】ラーメンズ 第8回公演「椿」

ラーメンズ椿.jpg


繰り返して観てたらば、この作品は「コント」の要素が低いように感じた。

安部公房や映画「CUBE」を彷佛とさせるような「糸電話」、
筒井康隆とか星新一を思い出すような「タカハシ」、「斜めの日」。

どれも設定は好きなんだけれど、
「面白いか?」という点からいうと、κはいまひとつだった。

「面白い」という言葉の意味を、
単なる「笑える」から別の段階へ変更させていきたくて、
その過度期に見えた。

それにしても一年中戦っている侍の「冬(とうっ)」の動きとか、
「マミー!」とか、「いちご赤い!」とか、
小林さんの過度期においても、片桐さんは変わらないというか、
爆発力が凄い。凄いね。
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【DVD】ラーメンズ ヨリヌキ初期作品集「零の箱式」

教材用片桐仁.jpg


初期の人気作品を再演したもの。以下、好きなコント。

■現代片桐学概論

大学に行ってヨカッタ。このコントで笑えたから。
「私が監修した本、定価は1200円だけれど、私から買うと1000円」とか、
あった。あったね。ありました。買わないと単位くれないとか。
もう、懐かし過ぎて胸が痛い程だ。

■たかしと父さん

「刻が見える…見えるかー!」が分かった事が本当に嬉しい。
見えないよね。刻。
別のコントだけれど「ユパ様が、ばりーんって感じ。」も笑えた。嬉しかった。

「インフィニット・ドレス」は?からなかったので調べた。
http://lydiasilvestry.com/index.php
…布? 単なる布?

■片桐教習所

たかしと父さんとセットでないと意味が無いけれど、大好き。
「チャーミング小林」の魅力にやられた。まさに文明開化。

■日本語学校・フランス編

フランス風の笑い方がグゥ。真似したい。
「残高照会」でむせる小林さんがカワイイとか思ってしまった。
もうチャーミング小林の魅力にちょっとやられてる気がする。口惜しい。
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2006年11月03日

【DVD】ラーメンズ第9回公演「鯨」

小林賢太郎.jpg

DVDを一時停止してまで描いた癖に、
破壊的に似なかった小林賢太郎。
似てなさがあまりにも凄いので、記念に載せちゃう。
ニ度と描かない。たぶん。

以下、好きだったコントについて。

■「超能力」
「演じている主人公が、現在、『素』の状態なのか」
「演じている主人公は、現在、『何か』を演じた状態なのか」
という錯覚を使ってる作品。
ラーメンズが誰かを「演じて」しまっていることで、
その「誰か」が「素」なのか「演じて(騙して)」いるのかの境界は、
観客側にはわからない。

このコントに限らず、ラーメンズの脚本はこの錯覚を使うのが上手だ。

■「バスデー」
全編、先に録音した音にあわせてのコント。
アドリブを一切拝してもこれだけ面白いんだよ。ってところが中々素敵。

■「絵書き歌」
小説みたいな設定が不思議で素敵なのだけれど、
珍しくその設定が設定負けだった気がする。
小林さんのワカモノ喋りは素晴らしく上手。

■「COUNT」
「二人が一つに」の笑顔も最高。

■「器用で不器用な男と不器用で器用な男の話」
小林さんの弱気キャラが好き。

前述の「CHERRY BLOSSOM〜」のような、
ひとつの大きなテーマはκにはわからなかった作品だった。続きを読む
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【DVD】ラーメンズ第11回公演「CHERRY BLOSSOM FRONT 345」 

片桐仁.jpg

ラーメンズの公演って、小説でいうと短編集に似ている。
オンエアバトルで一つ一つのコントを見て笑っていた時とは、
感じが違う。

「桜」をテーマにしたのだろうと思われる7つのコントというか、演劇と言うか。

かっぱは「桜」→「サクラ」(詐欺とか、騙すとか)という意味で、
騙し、騙される人々のお話なのではないかと思って観た。

贋NHK局員の取り立てのお話は、
局員の詐欺ってところが「サクラ」、

「贋エアメール」のお話は、「卒業旅行」が桜っぽいし、
エアメールの内容が嘘だらけなところも「サクラ」、

「レストランそれぞれ」は、
嘘の超能力につきあってあげるところが「サクラ」。

「怪傑ギリジン」は、
「怪傑ギリジンなんていないんだ!大人の嘘なんだ!」
と叫ぶたかし君をお父さんが騙そうとする話だし、

「常居次人」は、架空の作家を存在し続けさせるシステムが「サクラ」であり?あと、
小林さんがやってる作家さんのイメージがたぶん、
「坂口安吾(櫻の森の満開の下)」なのではないかな。

「プーチンとマーチン」は大人の嘘を暴く二人だし、

「蒲田の行進曲」は、勿論、満開の櫻の下で行われる上に、
「自分自身を騙し続ける男」に喝を入れる話でもある。

「騙す」ことは本当にただ「悪い」ことなのか? とか、
「騙す」側の哀しみとか、「騙されてあげる」大人の余裕とか、
けっこう、せつなさ満載のお話ばかりなのであった。

なんて、大学の論文のように評論ぶってみたりしてしまったわけだけれど、
まったく違うのかもしれないけれど、まあいいや。

最初の1回はただただ笑って観てたけれど、
何度も観ていると、せつなくなったり、深く考えてしまったり。

1粒で何度も美味しいのがいいところだ。ギリギリジンジンジン。
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2006年10月25日

【映画】ザ・ロード・オブ・ザ・リングス 二つの塔(DVD)

アラゴルン.jpg


スペシャル・エクステンディッド・エディションを観た。
未公開映像満載。

そして、未公開シーンで驚愕の(原作を読んでいないκにとっては)事実を知る。

アラゴルン、87歳。

おじいちゃんじゃないか!

(注*とても寿命が長い種族で、平均寿命150歳くらいらしいので、
87歳でもまだまだ若者なのだそうだけれど)

よく考えてみたらば、恋人で有るエルフのアルウェンは3000歳。
3000歳と87歳の恋。
こういうのも「老いらくの恋」というのかなあ。


「二つの塔」では、森の木々達が反乱を起こすシーンが以前は好きだった。
でも、こういう風に単純に
「森は善、鉄や火を操る人間は悪」とは言い切れないよなあとも考える。
(今も、お話としては好きなんだけれど。)

そういう意味では、「もののけ姫」の方が現代には即しているというか、
かっぱには頷ける。
鉄を操る人々も、操らなくては生きていけない。エボシ様のようにね。
何故なら私達はホビットやエルフのようには生きていけないし、
今さら文明は捨てられない。

あと、森の神様はやっぱり「エント」よりも「だいだらぼっち」的な方が、
リアルな気がする。
死ぬまで無関心という感じ。(この二者はとても似通っているのだけれど。)

自然保護を結構真剣に考えつつも、
グリーンピース的な過激な行動には首肯できないかっぱは、
「どうもここらへんに、欧米と日本のメンタルの違いがありそうだ。」と思ったのだっ
た。
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2006年10月23日

【映画】容疑者 室井慎次(TV放映)

今までずっと
「好きずきはあるけれど、クオリティは高いよなー。」
と思っていた「踊る大捜査線」シリーズなのに、
初めて、つまらなかった。

「地味だから」ではなくて、
「地味な話を本格的にやりたいのなら、
もっとちゃんとした脚本を作ってきてよ」という感じなのか。

室井慎次が主人公の筈なのに、
ヤラレッパナシで自分の力でちっとも解決してないからか。

元々「喋らない」不自由なキャラとして室井を作ったせいで、
2時間ただただ
「眉間に皺を寄せ続ける一世風靡セピア」を見るのが退屈だったからか。

田中麗奈が思っていたよりずっと下手だったからか。
彼女の演じる新米弁護士の役柄が偉いこと薄っぺらいキャラクター設定だったからか。

イリオモテ島から東京に一瞬で移動したり、
意味不明の海岸シーンがあったりするからか。

全部だ。

江本明や八島智人、吹越満などの芸達者を見るのは面白かった。
(でもどんなに芸達者で周りを固めても、
主軸が駄目なら駄目なものなんだなと思った。)
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2006年10月19日

ザ・ロード・オブ・ザ・リングス 旅の仲間

レンバスには牛乳.jpgガンダルフ.jpg


10月初頭にDVD「スペシャル・エクステンディッド・エディション」で鑑賞。
未公開シーンが30分もついて、長かった。

この映画を観るのは2回目。

最初に観た時は、
「なんて話が進まない映画だ、、オチも無い」と唖然としたけれど、
3部作を観た後で観ると、この映画もよく見えるのだった。

(だから、正直言うと、「指輪物語」を知らない人への
「掴み」としては、第1部は失敗してると思う。)

未公開シーンのお陰で、ボロミアの良さもよくわかったし。
公開当時は単なる「困ったさん」としか思えなかったけれど、
優しいし面倒見は良いし、
映画の時のジャイアンみたいだ。

そして、ボロミアの死は、見れば見る程、歌舞伎っぽい。泣いた。

でもやっぱりガンダルフが好きだ。
特に、2部以降のしっかりしたガンダルフじゃなくて、
1部の、「道を忘れちゃう」「合い言葉も忘れちゃう」という、
ぼけぼけ爺ちゃんぶりが、可愛くて良い。ナイスおじいちゃん。

あとはレンバスが味見できれば文句無い。
そして、レンバスってとても「もそもそ」しそうなので、
牛乳と一緒に食べると、栄養価も高くてばっちりだと思う。
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2006年09月16日

【映画】X-MEN3

どうして原題が「X-MEN last stand」なのに、
邦題が「X-MEN FINAL DESISION」になるのかがわからない。

そして、
やっぱり監督は1と2の監督・ブライアン・シンガーを続投させるべきだった。

作品の根底にある「人種差別」への哀しい気持を、
ちっとも理解してない話だった。

ミュータント能力をなくさせる薬「キュア」について、
ちっとも解決しないまま話が終わってしまうのだもの。

話を派手にするために無理やりにジーン・グレイを生き返らせて、
どったんばったんやってるとしか思えない。

結局ウルヴァリンの謎も、
誰とも触れ合えない哀しい能力を持つローグの葛藤も、
彼女と愛し合いたいと願うアイスマンの苦しみも、
おじいちゃん2人の対決も、

何もかも中途半端っぱーに投げ出された印象。

単なるアクションものじゃないから好きになったのにな。
残念。

でも、イアン・マッケランはやっぱりカッコよかったし、
ミスティークの女優さんが素晴らしく美人で、
本当に美人で、
かっぱの好みストライクで、鼻血が出そうで、
しかも彼女の裸も拝めてしまって、
それは満足なのであった。眼福眼福。(おやじである)

ちなみにこの人、普段は金髪なのだけれど、
作中でのブルネットがエロくてよかった。断然よかった。力説。
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