朝から晩まで一日かけて(お仕事のぞく)
「LAコンフィデンシャル(下)」読破してしまいました。
特に後半の怒涛の展開に目が離せなくて。
しかし、上巻読了後の下巻入手に時間が空いてしまったためか
上巻の重要人物の名前をかなり失念しており、
黒幕(と言っていいのやら)の正体やらめくめる陰謀などは大体理解できたのだけど、
起点となる事件の実行犯を「AとBとCだ」と言われて
3人ともわからなくなってしまってる自分が悔しい。
把握しきれなくても面白かったので、もっと理解した上で読みたいと思うから、
今度は全・人間関係図をメモを取りながら二度目を読みます。
がんばります。
ストーリーの緻密さも凄味があるし、独特の淡々としながら臨場感のある文体も、好き。
(きっと原語だと更にそういう文体なんだろうな、
その雰囲気を翻訳者の人が一所懸命再現しようとしてくれてるんだと思う)
作者のJ・エルロイの事は殆ど知らなかったのだけど、
解説やウェブで少し調べたところによると
「10歳で母親が惨殺される様をベッドに手錠でくくりつけられて見ていた。(犯人は捕まらず)
その後は暴行や薬などの人生で、刑務所にも入った。17歳以降学校には行ってない」という、
とてもハードな人生を送ってきた人なのだった。
あの文体や迫力のある物語を紡ぐパワー、執念すら感じるあのパワーは、
そういう人生から生まれてくるものなのかも。
「LA暗黒4部作」の『ブラック・ダリア』はもう読んでしまったので(これも面白かった、)
残りの2つも是非読んでみようと思うです。この人の本、もっと読みたい。
そうそう、彼の4部作の最後の作品『ホワイト・ジャズ』は
ジョージ・クルーニーの制作で映画化されるみたい。楽しみ。
果たして『L.Aコンフィデンシャル』映画版を超えられるか?
(原作を読んでわかった『L.Aコンフィデンシャル』映画版の脚本の素晴らしさ。
何年にも渡る長期的な原作を映画では非常にコンパクトに纏めてるにもかかわらず、
雰囲気とか大事なシーンとか刑事たちの格好よさ/悪さの味は、
ちっとも失われてなかったのだな。
映画も本も両方面白いって、なかなか無いので、ほんと凄いや。)